<黄葉、ブナ林散策> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
黄葉のブナ二次林を散策しました。
北八甲田の谷地温泉から蔦温泉に下る道沿いは樹齢のそろったブナの二次林が広がっています。
東北森林管理局の説明書きを引用しておきます。
「大正の末から昭和の初めにかけて、古くからあったブナ林は、放牧のため、日陰を造るのに必要な樹木を残してほとんど伐られました。その後六十年余りの間に、これら残された木の種から芽生えた樹木等により、再びこのようなブナ林(二次林)になったものです。」
夢中で写真を撮っていたら、いつの間にか帰る方向が分からなくなって、少々恐い思いをしました。
ブナ二次林の中は下草が少なく歩きやすい。
紅葉ではなく黄葉が似つかわしい。
二次林の母樹となった老木が苔むして朽ちていました。
二次林の母樹たち。
たくましく大きな母樹。
母樹の周りに大きさの揃った樹が一定の距離をおいて取り巻いています。
人家に近い里地の雑木林のような光景でした。
落ち葉、ブナの実、キノコ、芽生えたブナの黄葉。
− 前のページへはブラウザの「戻る」ボタンで戻ってください −
− 青森県写真集 −