<ミニ白神> 青森県鰺ヶ沢町黒森地区 2006年 5月27日撮影
鰺ヶ沢町の海岸から車で30分くらい南に走ったところに「ミニ白神」というブナ林散策ゾーンがありました。
この散策ゾーンはきちんと管理されているため、「くろもり館」という案内所で住所氏名を記帳し、300円を払って入山許可書みたいな札を渡されます。コースは内回り1.1kmと外回り2.2kmの2つが整備されています。
「白神山地」として世界遺産に登録された地域はさらに20kmほど南ですが、ミニ白神も白神山地という山系に属しています。
パンフレットによると、「藩政時代には、田んぼの水を確保するために「禁伐林」として守られ、明治以降は、土地は国、生えている木は地元民という「官地民木」という形態で保護されてきた」そうです。このゾーンの面積は52haで樹齢200年を超えるブナもあるそうです。
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高い梢の新緑を見上げながら、ブナの幹の美しさに見入っていました。
ブナの幹は真っ直ぐなものが少なく、ムキムキとしたものが目に付きました。
青森では、新緑を春もみじと呼んでいます。
ホオノキでしょうか大きな葉が見えました。オオバキスミレが咲いていました。
下草にはヒトリシズカやシラネアオイがひっそりと咲いていました。
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