■青森県写真集■
青森県八甲田山の 『紅葉、黄葉 』 の写真を集めたページです。
2006年、2007年、2008年の3年間に撮影しました。
<紅葉> 青森県八甲田山毛無岱 2006年10月 9日撮影
猛烈に発達した低気圧のお陰で、この三連休の外出はおじゃんかなと思っていたところ、最終日の9日は午後から晴れるという。
喜び勇んで、紅葉の八甲田酸ヶ湯に上がったところ、皆さん考えることが同じで、道路は大混雑。
普段は広いと思っていた駐車スペースから車が溢れていました。
駐車に手間取っている内にJRバスが出発してしまい、次のバスまで2時間という状況になってしまいました。
事前の目論見では、酸ヶ湯に車を置いて、JRバスでロープウェイ山麓駅に行き、山上駅まで登って、毛無岱を下ってくる計画でした。
やむを得ず、酸ヶ湯から歩いて毛無岱を往復することにしました。
登山道は良く整備されていて、心地よいハイキングになりました。
酸ヶ湯周辺を見渡して、時折陽が射す紅葉を眺めました。。
酸ヶ湯から登ること1時間足らずで、毛無岱の紅葉の真っ只中にいました。
この日の前半はなかなか陽射しがない薄暗い天候でした。。
毛無岱は平たい岩盤の上にできた草原といった感じでした。。
下毛無岱。
上毛無岱から上は紅葉しないアオモリトドマツが覆う針葉樹林帯でした。
下りの途中で振り返ると、低く山肌を這う暗い雲が引いていくところでした。低い雲のはるか上空に白い雲が現れてきました。
下る途中で見る下毛無岱は、陽が傾いて、登ってくる時とは全く違った輝きを放っていました。
毛無岱から岩木山が常に見えていました。
<黄葉、ブナ林散策> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
黄葉のブナ二次林を散策しました。
北八甲田の谷地温泉から蔦温泉に下る道沿いは樹齢のそろったブナの二次林が広がっています。
東北森林管理局の説明書きを引用しておきます。
「大正の末から昭和の初めにかけて、古くからあったブナ林は、放牧のため、日陰を造るのに必要な樹木を残してほとんど伐られました。その後六十年余りの間に、これら残された木の種から芽生えた樹木等により、再びこのようなブナ林(二次林)になったものです。」
夢中で写真を撮っていたら、いつの間にか帰る方向が分からなくなって、少々恐い思いをしました。
ブナ二次林の中は下草が少なく歩きやすい。
紅葉ではなく黄葉が似つかわしい。
二次林の母樹となった老木が苔むして朽ちていました。
二次林の母樹たち。
たくましく大きな母樹。
母樹の周りに大きさの揃った樹が一定の距離をおいて取り巻いています。
人家に近い里地の雑木林のような光景でした。
落ち葉、ブナの実、キノコ、芽生えたブナの黄葉。
<紅葉の山> 青森県八甲田山 2006年 10月14日撮影
朝9時を過ぎると車は渋滞するというので、夜明け前に家を出て、すいれん沼に向かいました。
ちょうど日の出の時に到着したのですが、既に沼を見る場所にはレンズ一本挿入できそうにありませんでした。
周りの下草には白く霜がついて別世界。
朝日が昇るにつれて、溶けた霜が水滴となって紅葉を叩き、カサカサと落葉を促していました。
朝日が射し始めたすいれん沼。カメラマンが一杯。
笹や草には霜がついて白くなっていました。
朝日が当たると雫に変わっていきます。
葉を縁取る霜。
朝陽を浴びて輝く。
朝日が斜面を斜めに横切る。
田代牧場越しに見る北八甲田連峰。
<ブナ林、輝く> 青森県八甲田山 2006年 10月21日撮影
北八甲田連峰の田代平の黄葉が美しい。
午後から下北半島縫道石山方面に行く予定だったので、早朝の八甲田山を満喫した。
黄色の葉が陽光を浴びると、林内が燃え上がっているようで、瞳をめぐらせると目眩を覚えた。
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輝く黄葉が自動車道路に迫ってくる。
林内で見上げる。
赤い紅葉は希少。
燃え上がる。
燃え上がり黄色を謳歌するブナ。
若木も古木も。
幹にも燃え移りそう。
田代平のススキが白く輝いていた。
強い風に流れる雲間から射す陽光が移っていく。
いい空気といい水。
<紅葉・睡蓮沼> 青森県十和田市八甲田山 2007年 10月 10日撮影
今年は長引いた猛暑や害虫の発生で今年の紅葉は芳しくないと言われている。
しかし、この時期を逃して紅葉は見られないので、半日休みを取って八甲田を眺めてきた。
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睡蓮沼。雲の切れ間からようやく陽が射した。
睡蓮沼。紅葉が輝く。
南八甲田方面の黄葉。
傘松峠。
カエデとオオカメノキの紅葉。
ミズナラの紅葉とドングリ。
<黄葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 20日撮影
八甲田山の上から雲がなくなることがない。
土日は、なかなか陽光を浴びて光り輝く黄葉にお目にかかれない。
山は明らかに黄葉最盛期なので、雲の切れ間から射す陽光を追った。
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地獄沼。ほんの数分間だけ陽が射した。車を道ばたに止めてカメラを抱えて走り出す。
萱野高原。前嶽の山腹が紅葉している。
萱野高原。前嶽が陰ると手前の高原に陽が射す。
八甲田ロープウェー。陽が射していないので紅葉は陰っている。
<紅葉・黄葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
八甲田山を走る国道103号線沿いでドライバーの目を奪う紅葉・黄葉を撮った。
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ブナが支配する森だが、ドライバーの視線には下草の紅葉が目に入る。
カエデやツタウルシの紅葉。
ブナの下草の紅葉がカラフルだ。
陽が射すと輝く。
国道103号線から見上げる黄葉。
<城ヶ倉大橋・城ヶ倉渓谷> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 21日撮影
城ヶ倉渓谷が黄葉の真っ盛りだった。
カラッと晴れ渡らない週末が続くが、午後3時過ぎにようやく快晴になった。
城ヶ倉大橋では、大型観光バスは徐行して高い位置から見える黄葉を堪能する。
乗用車の人たちは思わず停車して歩いて黄葉を味わうが、冷たい強風が吹き抜ける橋の上は冬の防寒着が必要だ。
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橋より上流右岸に陽が当たっているが、谷底は影となっていた。
城ヶ倉大橋の影が映る。
城ヶ倉大橋。
城ヶ倉大橋の下流側。
城ヶ倉大橋の上流側。遊覧ヘリが飛んでいた。
城ヶ倉渓谷。
城ヶ倉大橋のほぼ真下をのぞく。
谷底。
<紅葉> 青森県青森市八甲田山 2007年 10月 25日撮影
行く秋の紅葉を惜しんで八甲田を歩いた。
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ダケカンバの黄とカエデの朱。
ブナの黄。
ブナの若木の黄。
ブナとミズナラの黄。
ブナの二次林。
ブナの二次林。
石倉岳。
<紅葉・地獄沼> 青森県青森市八甲田 2007年 10月 25日撮影
地獄沼に来た時、ちょうど西日が当たっていた。
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21日には雪を被っていた大岳はすっかり裸になっていた。
西日を浴びて輝く。
<カラマツの黄葉> 青森県青森市八甲田 2007年 11月 17日撮影
カエデ類を除く広葉樹が葉を落としてしまったなか、針葉樹のカラマツの黄葉が美しい。
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カラマツの黄葉と八甲田山の前嶽と田茂萢岳。
カラマツの黄葉。
北八甲田連峰とカラマツの黄葉。
カラマツの黄葉。
<黄葉期待の八甲田山> 青森県青森市八甲田山 2008年 10月 3日撮影
テレビでは地獄沼での紅葉を早くも報じている。
萱野高原と八甲田放牧場から北八甲田の峰々を見た。
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萱野高原から見た北八甲田連峰。
八甲田放牧場から見た北八甲田。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 10日撮影
青森から三沢に行くとき北八甲田を通っていった。
日差しがなかったので、やや暗めの景色だった。
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地獄沼。
睡蓮沼。
紅葉。
<紅葉・城ヶ倉渓谷> 青森県青森市城ヶ倉大橋 2008年 10月 10日撮影
122m下の渓谷を覗き込んだ。
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城ヶ倉渓谷の上流に北八甲田大岳が見えていた。
魚が棲まないという酸性水の渓流。
最深部は122m。
<紅葉・北八甲田> 青森県 2008年 10月 12日撮影
ようやく日差しに輝く紅葉と出会った。
北八甲田のホテル城ヶ倉から酸ヶ湯のホテル八甲田までは紅葉狩りの車が数珠繋ぎでした。
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北八甲田の大岳を見上げる酸ヶ湯駐車場。
大岳と硫黄岳。アオモリトドマツの濃い緑と紅葉とのコントラストが美しい。
地獄沼。
赤黄緑。
<紅葉の北八甲田連峰> 青森県青森市田代平 2008年 10月 13日撮影
東八甲田の田代平を通って赤沼に向かう途中で朝日を受ける北八甲田連峰を眺めた。
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北八甲田の赤倉岳、井戸岳の山塊。
田代平のススキ原。雛岳と高田大岳。
田代牧場越しに見る雛岳。
雛岳の山腹。
国道394号を谷地温泉に向かう途中に黒森が見える。
国道394号を谷地温泉に下る途中で南八甲田の乗鞍岳、櫛ヶ峰が見えた。
<神々しい黄葉のブナの森> 青森県十和田市 2008年 10月 13日撮影
私はブナの森で見上げるのが好きだ。
美しい肌の幹と天を覆うブナの葉から漏れる陽光・・・・本当に神々しくも感じられる。
国道103号の仙人橋から赤沼に至る道は大きなブナが多い森だった。
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太いブナの幹がスッくと立っている。
ブナの幹の肌合い。
枝振り、幹振り、宜し。
太い木が林立する。
彩り。
様々な表情の林内。
厚い植物相の森。
林床の木々。
<紅葉の赤沼・南八甲田> 青森県十和田市 2008年 10月 13日撮影
南八甲田の赤倉岳に抱かれる赤沼の紅葉を見に行った。
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カメラマンたちの時間帯。
ファミリーの時間帯。
鮮やかな色彩の赤沼:別名「瑠璃湖」。
赤倉岳と赤沼。
紅葉の山肌。
出てきた風で小さな波が立つ。
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